一貫した識別
ウェブサイト全体で同じ役割を果たす要素には、毎回同じ名前を付ける必要があります。たとえば、検索ボックスは常に「検索」と呼び、問い合わせリンクは常に「お問い合わせ」と呼びます。このチェックでは、ページを確認して一貫性を確かめるよう求めます。ラベルが異なる2つの要素が同じ役割を果たしているかどうかの判断には、人間による確認が必要だからです。
重要な理由
訪問者はサイトを利用しながら、その構成を学習していきます。一度、検索ボックスに「検索」というラベルが付いているのを見れば、どこでも同じラベルが使われていると期待します。同じ機能が、ある場所では「検索」、別の場所では「探す」、さらに別の場所では「検索する」と呼ばれていると、それが同じ機能なのか別の機能なのか確信を持てません。これは、繰り返しを頼りにする認知障害のある人や、一致するアイコンやデザインを見るのではなくラベルを聞く利用者にとって、特に大きな問題となります。
これはの達成基準3.2.4(一貫した識別)であり、の要件です。そのため、多くの組織が目標とする適合性の対象に含まれています。
修正方法
これは手動による確認です。ページ全体で、次の手順を行います。
- 同じ機能を持つ要素を一覧にします。検索ボックス、問い合わせリンク、ログインボタン、「ダウンロード」や「続きを読む」のリンク、疑問符や虫眼鏡などのアイコンボタンが該当します。
- ページ間および各ページ内で、それらのラベルを比較します。ラベルには表示されるテキストに加えて、アイコンや画像のも含まれます。
- 異なるラベルを統一します。繰り返し使用されるアイコンの
altテキストも対象です。たとえば、「詳細情報」を意味する疑問符アイコンには、毎回その意味が分かるテキストを設定します。 - ラベルの確認が完了したら、該当するします。
Silktide によるテスト方法
- ページごとに1件の確認用プロンプトを表示します。2つの要素が同じ機能を果たしているかどうかを判断するには、サイトの目的を理解する必要があります。自動テストでは判断できないため、Silktide は推測せず、確認を促します。
- このプロンプトは、不一致が見つかったことを意味するものではありません。比較を行うのは利用者であることを記録するものです。
トラブルシューティング
なぜすべてのページに表示されるのですか?
同じ機能を持つ要素を自動的に識別することはできないため、このチェックでは確認を求める側に寄せています。ページを承認すると、そのページを確認したことが記録されます。
すべてのラベルを完全に同じにする必要がありますか?
要件は統一ではなく、一貫性です。1つのプロセスの異なる段階で「続行」と「次へ」を使い分けることは、予測可能な形で使用されていれば問題ありません。同じ機能に関係のない名前が無作為に付けられている場合に問題となります。