テーブルの要約
Silktide は、目的と構造を説明する要約が付いていないデータテーブルを探します。要約があると、テーブルを見ることのできない人も、読み始める前に概要を把握できるため、何が書かれていて、どのように構成されているかを理解できます。
これは支援付きチェックです。Silktide は、特定のテーブルが要約を必要とするほど複雑かどうかを判断できないため、確認が必要な候補を報告します。
これが重要な理由
視覚のある読者は、テーブルをざっと見るだけで、その形、つまり列の数、列の内容、どこを見ればよいかをすぐに把握できます。一方、のユーザーには、そのような情報がありません。テーブルはセル単位で読み上げられ、複雑なテーブルでは、どのように構成されているかを理解するだけでも大きな労力が必要になることがあります。冒頭に「列に四半期、行に製品ライン」といった短い説明があれば、その労力を省き、テーブルを詳しく見る価値があるかどうかを聞き手が判断できるようになります。
単純なテーブルでこの対応が必要になることはほとんどありませんが、複雑なテーブルでは大きな効果があります。
修正方法
- テーブルの構造を説明する必要があるかどうかを判断します。見出し行が明確に 1 行だけある小さなテーブルでは、通常は必要ありません。一方、セルの結合、複数の見出しレベル、略語があるテーブルでは、通常必要です。
- 必要な場合は、テーブルのタイトルを繰り返すのではなく、テーブルがどのように構成されているかを説明する
summary属性を追加します。
<!-- summary は構造を説明し、caption はタイトルを示します -->
<table summary="列に四半期、行に製品ライン。金額はすべて米ドル">
<caption>2026 年の売上</caption>
...
</table>
- テーブルが単純で説明がなくても内容を理解できる場合は、変更は必要ありません。その場合は、この指摘をできます。
Silktide のテスト方法
- 各ページにあるすべてのテーブルを見つけます。
role="presentation"で装飾用として指定されているテーブルを除外します。- データテーブルである可能性が低い、行が 1 行だけ、または列が 1 列だけのテーブルを除外します。
- 残ったテーブルのうち、
summary属性がないか空になっているものを、確認用に報告します。
トラブルシューティング
summary 属性は廃止されていませんか?
はい。summary は HTML 4 に由来し、現在のでは廃止されていますが、スクリーンリーダーでは引き続き読み上げられます。より現代的な代替手段を使いたい場合は、テーブルの前に表示される段落や、aria-describedby で関連付けた説明のほうが、より多くのユーザーに役立ちます。ただし、このチェックで検出されるのは summary 属性そのものだけです。そのため、別の方法で説明されているテーブルも報告されます。その場合は、この指摘を承認してください。
summary が caption と重複しています
表示される caption と単に同じ内容を繰り返す summary には、追加の情報がありません。この問題は別のチェックで報告されます。詳しくは、テーブルの summary と caption が同一を参照してください。